アラビア半島南西端。
半島唯一の降雨地方で古くから農耕が行われ、香料の産地としても貿易の中継地としても知られた。
歴史
〔南アラビア古代王国の特徴〕
- 貴族の力が強く、王権を押さえて、一種の封建的様相を示す。
- フェニキア、シュメール文化の影響が見られる。
- 1300−950 BC ミナ王朝
- その政治勢力は中部アラビアにまで届く。
- 950−115 BC サバ王朝
- 『旧訳聖書』の「シバの女王」で知られる強大な国。
前8〜7世紀にはアッシリアと接触。
その東方にはさらに二つの別の王国が存在。
- カタバーン王国(c.400−50 BC)……イェーメンの東隣
- ハドラマウト王国(450 BC〜 全盛)……さらに東
- 115 BC−340 AD 前期 ヒムヤル王朝
- サバ王国より強力で、サバ、カタバーン、ハドラマウトを征服。
ユダヤ教を移入。エチオピア人に征服される。
- 378−525 後期 ヒムヤル王朝
- 砂漠化が進み、国力衰える。多くの定住民が遊牧化して北へ向かい、アラビア半島の戦国時代となる(ジャーヒリーヤ時代)。
また、ユダヤ教が広がり、最後の王ドゥー・ヌワースがキリスト教を弾圧したため、アクスム王国(エチオピア)の国王ネグスに滅ぼされる。
- 525−575
- アクスムの支配
- 575〜
- サーサーン朝の支配
- 7世紀
- イスラム化
- 10世紀
- シーア派の中のザイディ派が勢力を占める
- 16世紀
- オスマン・トルコの支配を受ける
- 1904
- ザイディ派のイマーム・ヤフヤがイェメン王国を建てる
- 1962
- 革命でイェメン・アラブ共和国が成立
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