| 音律 |
| Temperatur [独] / temperamento [伊]/ tempérament [仏]/ temperament [英] |
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音そのものの絶対的なピッチや、音と音との間隔を決定する仕組みのこと。
古代ギリシアのピタゴラスの音楽理論では、一弦琴(モノコルド)を短くして純正5度上の音を次々に順次重ねていけば、オクターヴの12の半音が全て得られることが知られていた。こうして得られた音律のことを「ピタゴラス音律」と言う(「ピタゴラス音階」とも呼ばれるが正確ではない)。
一方、イギリスや北欧では早くから3度が協和音として用いられていた。大陸の音楽理論家も間もなく3度和音に興味を示すようになり、ヨーロッパ大陸でもようやく14〜15世紀になって3度が協和音として認められるようになった。 17世紀末から18世紀初めにかけて、オクターヴを12の半音に平均に分割する「平均律」の理論が完成し、18世紀にこれに基づく鍵盤楽器やそのための作品が多く作られるようになって、一般に平均律が使われるようになった。但し三和音がいくらかきたないという欠点もある。
3度の協和性の認識と、平均律の普及によって、長調、短調という機能和声と自在な転調から成立する調性音楽が初めて確立するのである。
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