
東日本大震災が発生し1ヶ月以が経ちました。しかしながら、今現在もなお強い余震が続いており、被災された方の支援救援、被災地の復興、そして福島第一原発の事故についても収集する目処が立っていない状況です。
政府は昨日、「震災復興基金」(仮称)の新設を検討することを打ち出しました。復興債を発行、震災復興税を導入し、そして国に寄せられた義援金を一元管理して、被災地の復興にあてる計画です。復興財源についての議論がようやくスタートしました。
私たち自由民主党においても、東日本を襲った国難とも言うべき事態に対し、昨日4月15日に緊急提言[第2次]を取りまとめて発表いたしました。被災地の生の声やご要望を踏まえて、真摯に続けてきた協議を具体化したものであり、3月30日に発表した第1提言に引き続き新たな提言を加えたものです。
その全容は、ぜひ自民党ウェブサイトでご確認いただきたいと思います。ここではごく一部を抜粋してご紹介させていただきます。
◆ 「復興への道標(みちしるべ)」
東日本巨大地震・津波災害及び原発事故対策に関する緊急提言[第2次]
[ I ] 政府の支援体制の確立
・被災者支援、生活支援、産業再興、インフラ復旧等を担当する震災特命大臣の設置、および特命室の設置を検討する
・被災堅固とのニーズを把握できる政府現地対策基本部の設置および機能強化
[II] 被災自治体への応援体制の構築
・被災自治体が自由に使える「災害臨時交付金」を創設し、ニーズに応じて機動的な災害対策事業等を実施
[III] 避難所対策
・医薬品、衛生用品の確保、避難所救護センターの設置等
・温かく栄養面に配慮された食事提供の実態把握、計画策定、必要に応じて食費の国庫負担率を引き上げ
・寒さ対策、日常生活対策の状況把握、要員派遣、災害救助費の投入、母子コーナーの設置
・避難住民の安全確認、人身の安定、危険箇所の把握等に努めるパトロール隊の設置
[IV] 被災者支援
・国の責任で「きずな基金」を創設し、諸制度の狭間で行き届かない分野についてきめ細かく被災者の方へ支援を実施
・災害弔慰金、災害障害見舞金の早期支給、地方負担分の軽減
・住宅被災世帯に対し、新たな住宅の所得に資するため500万円程度まで支給実施を含め特段の措置を講じる
・病院や福祉施設などに電力、燃料を優先して供給
・長期の避難生活が続く子どもたちへの就学支援や健康管理などを進めるための就学支援立法を講じる
・被災者にかかる各種税金について大胆に免除軽減の措置を講じる
・被災失業者の生活を支えるために復旧事業や自治体の各種業務に被災者を優先して雇用する
・行方不明者の把握に供するために、国勢調査のデータを自治体に開示する特例措置を講じる
・ご遺体の身元確認を急ぐとともに、その尊厳を守る対応に配慮する
・動物愛護管理法に基づき、動物救護活動を実施し、活動資金の提供等の支援措置を講じる
[V] 応急仮設住宅の建設促進
・政府自ら調整機能を果たし、必要個数の把握、目標個数や完成目標時期の設定、資材の調達、用地の確保、要員の確保に努め、事業全般をサポートする
・仮設住宅のバリアフリー化を図る
・仮設住宅の建設事業に被災者を優先雇用する
[VI] ライフラインの復旧
・電気のいち早い復旧、安全を優先しながらガスを復旧、鉄道の復旧と代替輸送の確保
[VII] 産業の復興
・被災企業支援のために救済措置に関する特例法を創設し、低利・ゼロ金利融資の充実強化を図る
・地域金融機関が、中小企業の金融支援を行うために基盤強化の枠組みを早急に講じる
・被災企業の法人事業税、法人住民税について災害減免措置を講じる
[VIII] 生活・産業インフラの復旧等の支援
・ガレキ処理に対して国の特別負担、自衛隊による特別支援を行い、解体や撤去は全て公費でまかなう
・被災地域の交通、物流ネットワーク(3セク鉄道、バス、離島航路、物流拠点)の復旧復興に向けて支援の拡充を図る
ここにご紹介した以上にたくさんの提言がございます。ぜひ自民党ウェブサイトをご覧下さい。

◆ ひとりひとりができること
私も一個人として、自分ができることをいくつか考えてみました。
・節電を心がける
各家庭における電力消費量は、エアコンが25%、冷蔵庫と照明が各16%ずつ、テレビが10%を占めるのだそうです。エアコンの使用量を減らす。冷蔵庫は中に入れる物を減らし開閉の回数も減らし、設定温度を強から中にする。照明はLED電球に替えるとだいぶ違ってきます。テレビは1世帯あたり2.5台あるそうですが、1台を家族みんなで見るようにすれば団らんの時間も持てると思います。
・買い物は必要な分だけにする
食料や水、ペーパーやガソリンなど、自分が買うときに「これらの品をもっと必要としている人がいるのではないか」と考えてみたいと思います。
・自らの暮らしに障りのない範囲で、少額ずつでも被災地復興への義援金に協力する
・被災した方たちを(様々な意味で)特別視することなく、ごく普通に暖かく接する
・その上で私たちは、いつも通り元気に笑顔で暮らし続ける
ひとりひとりが考え行動して、そして皆さんの心をひとつにして、元気を出してこの国難を乗り越えていきましょう。 |